ごあいさつ
令和5年5月28日の第60回定時代議員総会において、会長を拝名いたしました、堀口 正剛でございます。
さて、私は10期20年間、大阪府鍼灸師会の理事として、また7期14年間、日本鍼灸師会理事として、多々の業務に邁進してまいりました。
今般、私は日鍼会の理事を退任し、大阪府鍼灸師会の業務に専念することにいたしました。中央での経験を活かしつつ得本前会長の運営方針を維持しながら、会員の皆様に貢献出来るよう、「粉骨砕身」頑張る所存でございます。
ところで、未曽有のパンデミックにより、我々を取り巻く環境が世界的に激変している状況でございますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との闘いも3年半が経過し、5類への移行になりました。長期に渡り、対応に追われている関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
コロナ禍を通して、鍼灸施術の効果と必要性が高まり、今まで以上に大きな期待が寄せられています。地域包括ケアシステムにおいても、しっかり活動出来るよう関連団体と連携を図りながら、より一層「東洋医学における未病・予防・養生」の考え方を凝集し、健康寿命延伸につながるように勧めて参りましょう。
さて、私には夢がございます。
それは、いつの日か 鍼灸業界・鍼灸治療が、日本の医療として、広く国民に受け入れられ、「東洋医学」そのものによって評価される国になっているという夢です。
「過去完了形で願えば夢は叶う」という事を学びました。皆様も、毎日ご自分の夢・思いを「過去完了形」で言の葉に出してください。短期目標として「会員数千人突破」と、4年間でのV字回復を目指します。「皆様のご尽力により、鍼灸業界はV字回復を成し遂げました。」ありがとうございました。
会長:堀口 正剛
大阪府鍼灸師会について
主な事業
1.鍼灸の普及啓発
2.鍼灸師のための研修会
3.鍼灸の健康保険取扱
4.スポーツボランティア鍼灸治療活動
5.会員へのサービス
詳細はこちらをクリック
大阪府鍼灸師会はこんなことをしています
(公社)大阪府鍼灸師会とは、大阪府の認定を受けた公益社団法人です。
国家資格である「はり師又はきゅう師」免許を有し、大阪府内に居住または鍼灸業務に就いている者のみによって組織・運営されています。
そして、昭和38年(1963年)の創立以来55年間にわたり、府民の健康回復・保持・増進と社会福祉に貢献するために事業を行っています。
なお、本会の事業は「定款」に基づきガバナンスを維持するよう実施されています。詳しくは定款をご覧ください。
主な事業
1.鍼灸の普及啓発鍼灸に関する正しい知識を府民の方々に知っていただくために、病気を緩解させ、あるいは予防することに効果がある鍼灸に関する情報を府民の方々へ提供する事業。
- ホームページの運営
- パンフレットの作成と配布
- 府民公開講座の実施
- 各市区町村で開催される健康展・健康祭などで健康相談会の実施
鍼灸治療に関すること、東洋医学・西洋医学に関すること、介護予防に関することなどさまざまな内容の講習会を開催し、より効果的で安全性の高い鍼灸治療を提供するための事業。
- 学術講習会
「素問勉強会」を含め、さまざまなテーマで年間12回開催 - 介護予防鍼灸師登録研修会
認知症の周辺症状や予防に効果があると考えられる擦過鍼法をマスターするとともに、介護予防に関する知識も修得するための講習会 - 専門領域研修会(日本鍼灸師会主催)
1年間を通じ「スポーツ傷害」(平成6年)、「老年医学」(平成8年)、「婦人科疾患」(平成14年)、「鍼灸安全リスクマネジメント」(平成22年)などをテーマに研修会を開催 - 療養費適正化講習会
鍼灸による保険診療請求を適正化するための講習会
健康保険の被保険者の皆様に、経済的な負担が少なく、適切な鍼灸治療を必要なときに必要なだけ受療することが出来るよう、健康保険(療養費)の煩雑な手続きを改善するための活動を行っています。
療養費の取扱いは「一般社団法人鍼灸保険協会大阪」で行っていますので、不明な点はそちらへお問い合わせ下さい。
その他、「労災保険」「生活保護医療」「教職員共済組合施術補助券助成制度」「高齢者助成制度」「自動車賠償保険」なども取扱い可能です。
4.スポーツボランティア鍼灸治療活動「大阪マラソン」「高槻シティハーフマラソン」「寝屋川ハーフマラソン」など各地で開催されるスポーツ競技会等へ、当会のスポーツ鍼灸プロジェクトチームを派遣して、スポーツ傷害の予防と治療に当たっています。その他、災害時に鍼灸ボランティアチームの派遣も実施しています。
5.会員へのサービス- 各種保険への加入
業務上の過失事故の補償のために、鍼灸師賠償責任保険へ加入できます。(会員必須加入)
怪我や病気による休業に際し、所得を保障する休業所得保障保険のほか、ガン保険や火災保険など有利な保険に加入できます。
国民年金加入者には、将来の年金補填のため、東洋療法国民年金基金へも加入できます。
会員の法律に関するトラブルには、本会顧問弁護士が相談、対応にあたります。 - 青年育成活動
40歳以下の会員を対象に、リクレーションを企画。
経営セミナー(施術所PRの方法、経営のアドバイス、患者対応など)などの公開講習、意見交換など多彩な活動を実施しています。 - 広報、情報誌の発行
「大鍼会ニュースfresh」が定期配布され、本会活動に関する情報が提供されます。 - 廃鍼の処理
本会と産廃業者との契約により、使用済みのはりを感染性廃棄物として処理できます。
組織
当会は、大阪府全域を7ブロック・32地域に割り振り、約620名の会員により組織されています。
委員会制をとっており、普及啓発委員会・研修委員会・民生労災委員会・相互扶助委員会・編集委員会・法人管理委員会を中心として、事業を展開しています。
各事業は理事を長とする委員会が分担し、委員によって執行しています。
また、全国47都道府県には独立した社団法人として、各都道府県鍼灸師会があり、その全国組織として「公益社団法人日本鍼灸師会」があります。
組織
役職名 | 担当 | 氏名 | 代表理事 | 会長 |
堀口 正剛 |
---|---|---|
理事 | 副会長 |
南 治成 |
理事 | 副会長 |
荒木 善行 |
理事 | 副会長・危機管理委員会 委員長 |
久保 俊仁 |
理事 | 法人管理委員会 委員長 総務担当 |
浅井 和俊 |
理事 | 法人管理委員 財務担当 |
森下 輝弘 |
理事 | 法人管理委員 庶務担当 |
吉野 亮子 |
理事 | 普及啓発委員会 委員長 |
三宅 なつえ |
理事 | 研修委員会 委員長 |
清藤 直人 |
理事 | 地域ケア推進委員会 委員長 |
永澤 至子 |
理事 | 編集委員会・情報化委員会 委員長 |
廣橋 久美子 |
理事 | 民生労災委員会 委員長 |
喜多 伸治 |
理事 | 相互扶助委員会 委員長 組織担当 |
北川 肇 |
理事 | 相互扶助委員会 共済委員長 |
新名 美恵 |
理事 | 相互扶助委員会 青年・厚生委員長 |
岩津 優希 |
理事 | WMG2021関西担当特命理事 |
丹波 徹二 |
理事 | 大阪介護支援専門員協会出向特命理事 |
吉村 春生 |
監事 | 監事 |
浜田 曉 |
監事 | 監事 |
得本 誠 |
組織図
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