大阪府鍼灸師会 会長ご挨拶

未来のために、今こそ結束を
現在、大阪府内の鍼灸師の有資格者は多数いらっしゃいますが、残念ながら、鍼灸師会に所属しているのはわずか15%程度に留まっているのが現状です。このままでは、行政や他団体への発言力が弱まり、私たちの職域に関わる法律改正や健康保険の取り扱い条件改善といった重要な課題に対して、十分な影響力を発揮できません。私はこの状況を深く憂慮しています。しかし、未来は決して暗くありません。近年、養成学校への入学者が増加傾向にあり、鍼灸業界は将来性のある有望な職業として注目を集めています。この追い風を活かし、鍼灸師の社会的地位をさらに向上させるためには、私たち一人ひとりが力を合わせることが不可欠です。
あなたの一歩が、業界の未来を変える
大阪府鍼灸師会は、地域包括ケアシステムへの参画、災害医療支援、スポーツボランティア活動への貢献などを通じて、鍼灸師会の存在価値を高め、社会貢献を果たすことで、鍼灸師の地位向上を目指します。この活動は、私たち一人では成し得ません。あなたの力が、どうしても必要なのです。
ぜひ、私たちとともに鍼灸業界の未来を切り拓きませんか?皆様の温かいご支援とご入会を心よりお待ちしております。
会員の皆様へ。私たちは、ともに学び、ともに歩みます。
大阪府鍼灸師会は、会員の皆様の成長と安定した活動を強力にサポートします。• 充実した研修事業: 毎月開催される古典「霊枢」の講義に加え、直近のニーズに沿った学術講習会を年間6回開催します。いずれも会員は受講料1,000円で参加できます。
• 信頼される団体としての活動: 療養費取扱適正化講習会などを通じて、保険者から信頼される団体を目指します。
• 安心の福利厚生: 団体契約により、有利な条件で医療事故賠償責任保険に加入できます。また、日本鍼灸師会と連動して会員ご本人とそのご家族が加入できる医療保険や生命保険も取り扱っています。
• 広がる仲間とのネットワーク: 研修事業や広報普及事業、日本鍼灸師会の催しなどを通じて、会員同士が学び合い、交流できる機会を提供します。
ご入会に関するご質問やご相談は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
会長:堀口 正剛
大阪府鍼灸師会について
主な事業
1.鍼灸の普及啓発
2.鍼灸師のための研修会
3.鍼灸の健康保険取扱
4.スポーツボランティア鍼灸治療活動
5.会員へのサービス
詳細はこちらをクリック
大阪府鍼灸師会はこんなことをしています
(公社)大阪府鍼灸師会とは、大阪府の認定を受けた公益社団法人です。
国家資格である「はり師又はきゅう師」免許を有し、大阪府内に居住または鍼灸業務に就いている者のみによって組織・運営されています。
そして、昭和38年(1963年)の創立以来55年間にわたり、府民の健康回復・保持・増進と社会福祉に貢献するために事業を行っています。
なお、本会の事業は「定款」に基づきガバナンスを維持するよう実施されています。詳しくは定款をご覧ください。
主な事業
1.鍼灸の普及啓発鍼灸に関する正しい知識を府民の方々に知っていただくために、病気を緩解させ、あるいは予防することに効果がある鍼灸に関する情報を府民の方々へ提供する事業。
- ホームページの運営
- パンフレットの作成と配布
- 府民公開講座の実施
- 各市区町村で開催される健康展・健康祭などで健康相談会の実施
鍼灸治療に関すること、東洋医学・西洋医学に関すること、介護予防に関することなどさまざまな内容の講習会を開催し、より効果的で安全性の高い鍼灸治療を提供するための事業。
- 学術講習会
「素問勉強会」を含め、さまざまなテーマで年間12回開催 - 介護予防鍼灸師登録研修会
認知症の周辺症状や予防に効果があると考えられる擦過鍼法をマスターするとともに、介護予防に関する知識も修得するための講習会 - 専門領域研修会(日本鍼灸師会主催)
1年間を通じ「スポーツ傷害」(平成6年)、「老年医学」(平成8年)、「婦人科疾患」(平成14年)、「鍼灸安全リスクマネジメント」(平成22年)などをテーマに研修会を開催 - 療養費適正化講習会
鍼灸による保険診療請求を適正化するための講習会
健康保険の被保険者の皆様に、経済的な負担が少なく、適切な鍼灸治療を必要なときに必要なだけ受療することが出来るよう、健康保険(療養費)の煩雑な手続きを改善するための活動を行っています。
療養費の取扱いは「一般社団法人鍼灸保険協会大阪」で行っていますので、不明な点はそちらへお問い合わせ下さい。
その他、「労災保険」「生活保護医療」「教職員共済組合施術補助券助成制度」「高齢者助成制度」「自動車賠償保険」なども取扱い可能です。
4.スポーツボランティア鍼灸治療活動「大阪マラソン」「高槻シティハーフマラソン」「寝屋川ハーフマラソン」など各地で開催されるスポーツ競技会等へ、当会のスポーツ鍼灸プロジェクトチームを派遣して、スポーツ傷害の予防と治療に当たっています。その他、災害時に鍼灸ボランティアチームの派遣も実施しています。
5.会員へのサービス- 各種保険への加入
業務上の過失事故の補償のために、鍼灸師賠償責任保険へ加入できます。(会員必須加入)
怪我や病気による休業に際し、所得を保障する休業所得保障保険のほか、ガン保険や火災保険など有利な保険に加入できます。
国民年金加入者には、将来の年金補填のため、東洋療法国民年金基金へも加入できます。
会員の法律に関するトラブルには、本会顧問弁護士が相談、対応にあたります。 - 青年育成活動
40歳以下の会員を対象に、リクレーションを企画。
経営セミナー(施術所PRの方法、経営のアドバイス、患者対応など)などの公開講習、意見交換など多彩な活動を実施しています。 - 広報、情報誌の発行
「大鍼会ニュースfresh」が定期配布され、本会活動に関する情報が提供されます。 - 廃鍼の処理
本会と産廃業者との契約により、使用済みのはりを感染性廃棄物として処理できます。
組織
当会は、大阪府全域を7ブロック・32地域に割り振り、約620名の会員により組織されています。
委員会制をとっており、普及啓発委員会・研修委員会・民生労災委員会・相互扶助委員会・編集委員会・法人管理委員会を中心として、事業を展開しています。
各事業は理事を長とする委員会が分担し、委員によって執行しています。
また、全国47都道府県には独立した社団法人として、各都道府県鍼灸師会があり、その全国組織として「公益社団法人日本鍼灸師会」があります。
組織
役職名 | 担当 | 氏名 | 代表理事 | 会長 |
![]() 堀口 正剛 |
---|---|---|
理事 | 副会長 |
![]() 南 治成 |
理事 | 副会長 |
![]() 荒木 善行 |
理事 | 副会長 |
![]() 久保 俊仁 |
理事 | 法人管理委員会 委員長 |
![]() 浅井 和俊 |
理事 | 法人管理委員(財務) |
![]() 北川 肇 |
理事 | 地域ケア推進委員長 |
![]() 永澤 至子 |
理事 | WMG2021関西担当 特命理事 |
![]() 丹波 徹二 |
理事 | 介護支援専門員協会 特命理事 |
![]() 吉村 春生 |
理事 | 法人管理委員(総務) |
![]() 三宅 なつえ |
理事 | 相互扶助委員長(組織) |
![]() 森下 輝弘 |
理事 | 研修委員長 |
![]() 清藤 直人 |
理事 | 編集・情報化委員長 |
![]() 廣橋 久美子 |
理事 | 法人管理委員(庶務) |
![]() 吉野 亮子 |
理事 | 相互扶助委員(共済) |
![]() 新名 美恵 |
理事 | 普及啓発委員長・相互扶助(青年) |
![]() 岩津 優希 |
理事 | 民生労災委員長・スポーツ鍼灸委員長 |
![]() 松尾 正己 |
監事 | 監事 |
![]() 浜田 曉 |
監事 | 監事 |
![]() 得本 誠 |
理事 | 外部監事 |
![]() 山村 三郎 |
組織図

組織図[PDF]