公益社団法人 大阪府鍼灸師会

スポーツ鍼灸ボランティア

第24回高槻クロスカントリー大会・スポーツ鍼灸ボランティア活動報告

活動日:2023年3月12日(日)
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高槻クロスカントリー大会 スポーツ鍼灸ボランティア活動に参加して
準会員 下田 侑以
今回初めて参加させて頂きましたが、非常に有意義な時間となりました。ボランティアの募集案内を目にした当初は、参加してみたいが、鍼灸師としてスポーツ現場でのボランティア活動の参加経験がなく、周りのベテランの先生方の足を引っ張ってしまわないだろうかと不安もあり、迷っていました。しかし、何事も自分の目で見て、体感してみないと分からないと思ったことと、大人になってからは趣味としてですが、人生の半分以上、陸上競技に携わっており、少しでもランナーの皆様のお役に立てればとの気持ちで参加を決めました。
事前の研修、顔合わせでは、当日会場で行うストレッチの講習があり、その後当日の流れや役割の説明がありました。周りの先生方が非常に丁寧に親切に教えてくださり、当初の不安は払拭されました。大会当日の役割としては、問診、パイオネックスや電気温灸器での経穴へのアプローチが主でした。例年よりかなり多くのランナーの方に利用して頂けたそうで、年齢層、主訴も様々で、たくさんの気づきがありました。また、間近で、ベテランの先生方のテーピングやストレッチングを見ることができ、非常に学びの多い時間となりました。
鍼灸師として成長し続けるために、勉強会などに参加し、知識を得ることも一つの方法ですが、自分自身の技術として身体に染み込ませるには、実際に現場に出てみて、実践することが重要だと感じました。また、利用されたランナーの方の中には、鍼灸の経験のない方も多く、一般の方への鍼灸の認知を高めるためにも今回のようなボランティア活動は非常に大切であると感じました。昨春に鍼灸師になり、日頃は経絡治療の先生の下で修行中の身です。今後も様々な活動に参加させて頂き、鍼灸師として成長し続けていきたいと思います。

※次のデータはサービスを利用したランナー70名の問診票およびアンケート票により数値化したものである。

結果:体温検査による異常(37.5℃以上)は「無」が100%であった。  結果:男性の利用の回答は最も多く56名で、全体の67%であった。


結果:大阪府民の回答は最も多く56名で、全体の80.0%であった。  結果:高槻市の回答は最も多く34名で、全体の48.6%であった。


結果:「②13~19歳代」の回答は最も多く19名で、全体の27.1%であった。 結果:結果:初めての利用の「①0回」の回答は最も多く63名で、全体の90.0%であった。


結果:「③ふつう」の回答は最も多く32名で、全体の45.7%であった。 結果:「①10日以内」の回答は最も多く38名で、全体の54.3%であった。


結果:「①150㎞以内」の回答は最も多く39名で、全体の55.7%であった。 結果:「②無」の回答は最も多く38名で、全体の56.0%であった。


結果:「①肩こり、腰痛など」の回答は最も多く17名で、全体の51.5%であった。(複数回答あり) 結果:「⑥アレルギーなし」の回答は最も多く66名で、全体の94.3%であった。(複数回答あり)


結果:「①ストレッチング」の回答は最も多く55名で、全体の39.6%であった。(複数回答あり) 結果:「①腰部」の回答は最も多く17名で、全体の28.3%であった。


結果:「2少し痛い」の回答は最も多く21名で、全体の32.3%であった。  結果:「①満足」の回答は最も多く35名で、全体の59.3%であった。


結果:「①満足」の回答は最も多く56名で、全体の82.4%であった。   結果:「①良かった」の回答は最も多く67名で、全体の98.5%であった。


結果:「⑥スタッフの対応」の回答は最も多く35名で、全体の35.4%であった。(複数回答あり) 結果:「①思った」の回答は最も多く49名で、全体の72.1%であった。


結果:「②筋緊張」の回答は最も多く43名で、全体の61.4%であった。(複数回答あり) 結果:「⑦腰部」の回答は最も多く8名ずつで、それぞれ全体の26.7%であった。(複数回答あり)


結果:「①ストレッチング」の回答は最も多く52名で、全体の74.3%であった。(複数回答あり) 結果:パイオネックスゼロの使用枚数は147枚であった。


結果:「①ストレッチング」の回答は最も多く52名で、全体の74.3%であった。(複数回答あり) 結果:パイオネックスゼロの使用枚数は147枚であった。



【考察】
 第20回大会以来、4年振りの活動で、晴天、気温24℃、湿度40%でランニング日和のコンディションでした。例年は50名位の利用があり、余裕を持って70名分のリネンおよび問診票・アンケート票を用意していました。しかし、70名を超えて78名が利用しました。
 また、例年は「⑤40歳代」の利用が最も多い。しかし、最も多く利用したのは「②13~19歳」で、19名の内の9名(47.4%)がテーピングのサービスを受けました。
 つまり、既存のデータを反映することができない結果となり、今後の事前研修会の内容と準備の在り方を改めて考え直さなければならない。加えて、ランナーの付添者の利用が多くなっており、付添者にも対応できる問診票・アンケート票を用意する必要がある。

以上

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