公益社団法人 大阪府鍼灸師会

スポーツ鍼灸ボランティア

66th河内長野シティマラソン・スポーツ鍼灸ボランティア活動報告

活動日:2023年1月15日(日)
※次のデータはサービスを利用したランナー81名の問診票およびアンケート票により数値化したものである。

結果:体温検査による異常(37.5℃以上)は「無」が100%であった。

結果:男性の利用の回答は最も多く56名で、全体の69.1%であった。

結果:大阪府民の回答は最も多く58名で、全体の71.6%であった。

結果:「⑤40歳代」の回答は最も多く27名で、全体の33.3%であった。

結果:初めての利用の「①0回」の回答は最も多く70名で、全体の86.4%であった。

結果:「②良い」の回答は最も多く40名で、全体の49.4%であった。

結果:「①10日以内」の回答は最も多く46名で、全体の56.8%であった。

結果:「①150㎞以内」の回答は最も多く47名で、全体の58.0%であった。

結果:「①有」の回答は最も多く43名で、全体の53.1%であった。

結果:「①肩こり、腰痛など」の回答は最も多く25名で、全体の50.0%であった。(複数回答あり)

結果:「美容鍼」の記述が最も多く3名で、全体の30.0%であった。

結果:「⑥アレルギーなし」の回答は最も多く79名で、全体の97.5%であった。(複数回答あり)

結果:「①ストレッチング」の回答は最も多く69名で、全体の85.2%であった。(複数回答あり)

結果:「⑧下腿部後面」の回答は最も多く24名で、全体の29.6%であった。(複数回答あり)

結果:「2少し痛い」の回答は最も多く28名で、全体の34.6%であった。

結果:「①満足」の回答は最も多く49名で、全体の60.5%であった。

結果:「①満足」の回答は最も多く66名で、全体の81.5%であった。

結果:「①良かった」の回答は最も多く78名で、全体の96.3%であった。

結果:「⑥ストレッチング」の回答は最も多く69名で、全体の85.2%であった。(複数回答あり)

結果:「①思った」の回答は最も多く58名で、全体の71.6%であった。

結果:「②筋緊張」の回答は最も多く41名で、全体の50.6%であった。(複数回答あり)

結果:「⑥下腿部前面」「⑦足関節」の回答は最も多く12名ずつで、それぞれ全体の14.8%であった。(複数回答あり)

結果:「①ストレッチング」の回答は最も多く79名で、全体の97.5%であった。(複数回答あり)

結果:パイオネックスゼロの使用枚数は210枚であった。




【考察】  河内長野シティマラソンは3年前の第64回までは河内長野市立長野小学校を会場にしていましたが、昨年の第65回から関西サイクルスポーツセンターに場所が変更になりました。河内長野市内の施設を利用することは地域の活性化に繫がるので、これからも関西サイクルスポーツセンターで開催されることが望ましいと思う。
ただし、昨年の様に、ランナーの動線上にケアステーションがない場合、サービス利用者数は減少するばかりでなく(表Ⅰ参照)、鍼灸ボランティア活動を実施していることをランナーに告知する(呼び込み)ために、数名がケアステーションを離れることになり、サービス・対応の質の低下を招いた。(表Ⅱ参照)
2023年1月9日(月)に実施した第66回河内長野シティマラソン事前研修会において、ランナーの満足度・スタッフの対応に関してかなりの時間を割いて話し合ったことが成果となって表れた。また、ランナーの動線上にケアステーションを設置していただけたので、ケアステーション前で呼び込みを行えたことにより参加メンバー12名全員が一丸となり高評価に繋がったと考える。(表Ⅱ参照)
 従って、今後もランナーの動線上にケアステーションを設置していただきたく思う。また、当日は天気が良く空気も乾燥していたために、足が攣ってケアステーションを利用するランナーを多数診たので、ゴールで水分を補給できる体制を整えていただきたい。

令和5年度「河内長野シティマラソン」ボランティア活動に参加して

河南地域 地域代表
林 政良
他市町村ではシティマラソン開催を見合わせるところがある中、昨年に引き続き今年も河内長野市で は1月15日(日) に「第66 回・河内長野シティマラソン」が開催されました。競技種別は「ハーフ、 5㎞、ファンラン1.8㎞」の3 種目です。
後で知ったのですが、なんでも河内長野市長ご自身がマラソン好きで、今回のシティマラソンにもラ ンナーとして参加しておられました。結果、市長さんは年齢別の部で3位に入賞されておりました。後 日ですが、マラソンが趣味の患者さんにその話をしたところ「河内長野市長はスゴイで!フルマラソン やったら3時間を切るタイムで走るんや!3時間切るってスゴイ事なんやで!」と教えてくれました。 そんな知識が無い私は、それが一体どんなものなのか調べてみましたら、「フルマラソンで3 時間を 切ることを“ サブスリー” と言い、サブスリーは男性ランナーでも全体の僅か3% 程」とありました。 話を元に戻しますが、以前は市街地を走るマラソンコースでしたが、昨年からは標高300m 程に位 置する滝畑ダム湖周囲がハーフマラソンコースとなりました。そして会場はダム湖近くにある「関西サ イクルスポーツセンター」です。

昨年は初めての場所で初めての屋外での活動で初めて尽くしの環境で大変な思いをしましたので、今 年は事前に色々と対策を考えて臨みました。 生憎、当日の天気予報が雨でどうなるかと思いましたが、曇り空ではありましたが雨が降る事もなく、 また風もあまり無く、気温も然程低くなかった為に活動がしやすかったです。 今年は大阪府鍼灸師会がボランティア活動をしている旨を、マラソン参加者に「走る前に」知っても らう為に案内の貼り紙を「会場受付、トイレ前、更衣室前、男女更衣室内」を事前に貼りまくりました。 ランナーの方への案内に関しては、三宅先生が数種類の貼り紙を沢山用意してくれておりましたので 大変助かりました。私も目立つ様にと自家製案内板(90㎝四方) を作って今回使用してみました。

昨年はこのボランティア活動がある事を事前に周知する事が出来なかった為に、マラソンスタート前 にストレッチ等のサービスを受けた人が殆どいなかったのです。また、ゴール後にサービスを受けても らった人の中には待っている間に汗で濡れた服が冷え切って寒さで震えが止まらない人も出ました。 今年はそういった昨年の失敗を払拭すべくスタート前から色々と頑張ってみました。その甲斐があっ て、スタート前からたくさんのランナーの方に来て頂けました。こうなると私たちボランティアスタッ フも俄然やる気が出てきます。昨年と違って活動テント内も活気付きました!

実は活動場所も昨年と違い、今年はメイン会場となる広い駐車場に設置されたテント内で活動が出来 ました。メイン会場はサイクルスポーツセンター内がコースとなっている5㎞と親子ファンランのゴー ル地点にもなっていたので、活動の合間に微笑ましいゴールの瞬間を見る事も出来る良い環境でした。 暖かい気候、活動場所の変更等もあって、昨年の「35 名程」に対して今年は「77 名」の方にサービ スを提供できました。また、ランナーの方からも感謝の言葉を戴ける事が多かった様に思い、準会員の 先生方にも良い体験をして頂けました。

活動に参加してくださいました河南地域の北野先生、永田先生、またスポーツ鍼灸プロジェクト委員 の若杉先生、三宅先生、岩先生、牧野先生、畑中先生をはじめ、片岡先生、稲葉先生、山本先生、当日 は早朝から又 遠方から足を運んで頂きまして本当に有難う御座いました。そして、お疲れ様でした! 来年は、サービス利用者数「100 人越え」を目標に頑張りたいと思っております!!


2023年1月15日河内長野シティマラソンに参加して

大東地域
石田 武史
2023.1.15(日)河内長野シティマラソンが開催されスポーツ鍼灸ボランティア活動に参加しました。 週間天気予報では雨でしたが、当日は曇っていたものの雨も降らず気温は13℃ /7℃と絶好のマラソ ン日和になりました。
当日鍼灸師会館に集合して私は、岩先生の車に牧野先生、片岡先生と相乗りしマラソン会場の河内長 野に向けて出発しました。
会場の関西サイクルセンターに着くと直ぐにボランティアブースの設営準備にベテランの先生の指示 のもととりかかりました。
設営も終わるころマラソンに参加されるランナーさんが続々と会場に到着され、ランナーさんの更衣 室等の動線上にボランティアブースが設営されていたこともあり、あっという間に待ち時間ができるほ どランナーさんでいっぱいになりました。
いよいよスタート前のサービスの開始です。呼吸が楽になる鍼、ストレッチ、電気温灸器、テーピン グ、気になるところにパイオネックスゼロを貼ると言ったサービスです。
私は最初ボランティア活動の流れがつかめず先生方の動きを見ているだけでしたが、岩先生が「活動 に慣れること。ストレッチに数多く入って経験を積むことが大事」と言ってくださり、空いているベッ ドに入りました。
初めてのことだったので緊張していたこともあり、持ち時間が5 分と決められているのですが、倍の 時間がかかりました。丁寧にすることは当然のことですが、手際よくスピーディーにサービスを提供す ること。奥が深そうですが今後の課題が見えました。
ランナーさんのスタート時間になり早めの昼食をとり、ゴール後の活動に備えました。
スタートから1 時間15分が過ぎた頃から続々とゴールされてきました。我々のボランティアブース を利用される人も増えスタート前より待ち時間も増え大盛況でした。
このボランティア活動に参加するにあたり1 月9 日に事前研修会があり参加しました。ストレッチ の実技で牧野先生から、筋へのテンションのかけかたをしっかり教えていただいていたので、落ち着い て対応出来ました。
活動にも少し慣れてきて、ランナーさんとの会話の中で「走る前にも来たんです、おかげで自己ベス ト出ました」と言って下さる方や「実は私毎年鍼灸ブースに来るんですけど、これ受けるの楽しみにし てるんです」と言って下さった方もいてすごく嬉しい気持ちになりました。
アンケート用紙には以前鍼灸を受けた事があると書かれている人もいましたが、なかには全く初めて という方もいました。活動の中で呼吸が楽になる鍼、人迎と扶突にパイオネックスゼロを貼らせていた だきました。呼吸が楽になるツボなどの説明をするととても興味を持っていただいた方もいて、ここか ら鍼灸の普及につながればいいなと思いました。
あっという間に大会も終わり、鍼灸師会館にもどり片付けをした後、皆で会長に作って頂いたなめこ の味噌汁を頂きました。大変おいしく一日の疲れが癒されました。
最後に私にとってボランティア活動は全く、未知の世界でしたがすごく勉強になりました。普段自分 がスポーツをしたり見たりふれる機会がまったく無かったのでストレッチの重要性がよくわかりまし た。事前研修会に参加する意味も理解できました。
なにより充実した1 日となりました。ありがとうございました。

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