公益社団法人 大阪府鍼灸師会

スポーツ鍼灸ボランティア

報告大阪マラソン大会に参加して

スポーツ鍼灸プロジェクト委員会 副委員長
岩津 優希



2024年2月25日(日)に開催された「大阪マラソン」に参加してきました。
新型コロナウイルス感染症対策の為、5年ぶりにケアステーションが設置される事になりました。
僕自身は初めての大阪マラソンへの参加となりました。初参加ということもあり当日、朝から緊張で雨が降っているにもかかわらず傘を忘れ濡れた状態で集合場所へ。
マラソン会場で先輩の先生方と顔合わせ。先生方が初参加の僕や準会員、学生の方々を気にかけて声かけをしてくださったので、すごく安心し緊張が少しずつほぐれていきました。



その後、ケアステーション内に全員集合し、三宅理事、若杉先生の声の通った的確な指揮の元、役割分担の最終確認を行い、ケアサービス受け入れの準備をしました。
準備をしている間も、全員が手持ち無沙汰になることもなく、それぞれの役割でスムーズに進んでいく様子に安心したと同時に、連携が取れていることに感心しました。



受け入れ態勢が整い、11時過ぎに昼休憩を挟みいよいよ準備万端!
気を引き締めそろそろ最初のランナーが来る頃だと待ち構えていました。

が……しかし……ランナーが来ない。もうフィニッシュしているはずなのに。

どうすればいいかわからなく混乱している中で三宅理事、若杉先生のお二人が即座に動き、このままの導線ではケアステーションに辿り着くランナーはほんの僅かになってしまうと大会本部へ連絡。急遽、呼び込み隊を設けることになり、人員配置の変更と凄すぎる判断力と行動で現場はすぐに大忙し。各々が臨機応変に対応し、それぞれの役割で最大限の動きをしたことでブースは外の待合まで溢れかえる状況になりました。



集客が目的ではありませんが、やはり僕たちのサービスをランナーの皆さんにご利用いただきたいと思っていましたので、ブースの様子を見てとても嬉しかったです。



雨が降っており気温も低かった事もあり、ランナーの中には強い痛みを訴える方や低体温症になった方もおられましたが、救急搬送までの対応も完璧でこれぞまさに「最強のチーム」でした!!



僕自身はランナーの方々への呼び込みで「ケアしてもらえる場所があるんですか」と喜んでいただき、外国の方への案内は英語のできない僕は日本語とジェスチャーと英単語、まさに『出川イングリッシュ』でなんとか乗り切り、低体温症の方の救急搬送、マラソン後歩くのもやっとになる程疲労された方へのケアなど、今までに経験したことのないものばかりで鍼灸師としてとてもやり甲斐のある現場でした。これは"絶対に"実際に現場に参加して体験してみないと得られない事だと思います。



このような経験は個人では滅多と経験できることではなく、ここに関われていられるのもこれまで先輩の先生方が築き上げた実績あってこそだと感じております。感謝申し上げます。
最後になりますが、今回参加していただいた先生方、準会員、学生の方々、本当にありがとうございます。皆さまのお力があっての成功だったと思います。本当にお疲れ様でした。
大阪府鍼灸師会「スポーツ鍼灸プロジェクト委員会」では色々なスポーツ大会へのケアボランティアに参加しています。現場でしか得られない経験は多く、この活動はおすすめですので是非ご参加ください!

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