スポーツ鍼灸ボランティア
報告河内長野シティマラソン大会に参加して
準会員 三宅 美保子
この度は、1月21日に行われました河内長野シティマラソンに鍼灸ボランティアとして参加させていただく事ができました。
数日前から寒波が予想されてはいましたが、当日はやはりあいにくの雨。雪こそふってはいませんでしたが、風も強く雨が降り続いていました。天気予報ではスタート時間には雨も上がりそうだといわれていましたが、期待ははずれ、残念ながら冷たい雨での大会スタートとなりました。そんな中でも頑張って走られる多くの選手がケガや急病にならないことを祈るばかりでした。
河内長野シティマラソンでは、競技終了後だけでなく、スタート前もケアブースをご利用いただける為、早朝より、外のテントで雨の中というイレギュラーな状況の中であってもテキパキと準備され、電気温灸器が使えなかったり、低体温の危険がある選手が来られたり、訪問者が一度に集中しても、臨機応変に対応される先輩方の姿が、とても頼もしく、勉強させていただきました。
昨年に比べると、雨のせいで訪問者は少なかったそうですが、それでも、約50名の方々が訪問され、施術を受けられました。「以前も利用させてもらったから、また来ました」「楽になったよ」「ありがとう」など皆さん喜んでくださっていました。
準会員として初めて参加させていただいたイベントで不安ばかりでしたが、事前研修があり、当日も役員の先生、先輩の先生方が皆さんフォローと指示をして下さり、何とか無事に終える事が出来ました。ご一緒させて頂けた先生方に感謝すると共に、今後も少しずつですが、勉強経験を積んで、いつか一員としてお役に立てるよう努力したいと感じました。貴重な機会をありがとうございました。
考察
昨年との大きな違いは天候で、降り続く雨の中での活動は今までにない経験でした。屋外テントは完全に防水されているわけではなく、雨水はテントを浸透してベッドや備品を濡らすことを初めて知りました。
特に備品の中でもパイオネックスゼロ、6Dテープ、テーピングテープは貼付する時の水濡れは厳禁であることから、パイオネックスゼロの使用枚数108枚(昨年210枚)、6Dテープ使用枚数8枚、テーピングに至っては使用皆無という結果になった。
今回の活動は残念な結果となったが、メンバーにおいては、昨年活躍した大東地域会員と準会員2名がsp89のメンバーに加わることとなり、新しい息吹に期待しているところだ。
スポーツ鍼灸プロジェクト委員会
委員長 若杉昌司
