スポーツ鍼灸ボランティア
2018年健都リレーマラソンボランティア活動報告[2018/05/24]
2018健都リレーマラソンボランティアに参加して
(前)吹田地域代表 山本真之
長年の役目を終えた吹田操作場の跡地は現在、健康・医療のまちづくりを掲げる、「北大阪健康医療都市~健都~」として生まれ変わるべく開発が進んでいます。この開発地域では、国立循環器病研究センターの移転建替を中心に、さまざまな土地区画整理が進んでいます。このなかで、健康への「気づき」「楽しみ」「学び」をコンセプトとした「健都レールサイド公園」の整備も同時に進み、公園は去る平成30年3月31日(土)にオープンしました。
私はこの度、この公園の開設を記念した健都リレーマラソンのボランティアに参加致しました。開催に先立ち、ボランティア参加者には事前研修が行われました。受付の流れや、選手とのコミュニケーションの取り方、呼吸が楽になる鍼(パイオネックス)の貼付け、走行に関する主要な筋肉のストレッチといった技術指導を含め、大会当日の注意点等のお話が聞け、安心して当日を迎えることが出来ました。
この大会は、1周1.5kmのコースを3時間周回し、その周回数を競うものです。チーム編成は1人から最大で10人迄です。走り終えた選手や、会場内で待機する選手が続々と私たちのテントに施術を受けに来られ、テント内はかなり混みあっていました。こういった混雑を、長年のボランティア参加を経験されて来られたベテランの先生方の様々なご配慮のおかげで、ピーク時は全ブースが埋まるものの、比較的スムーズな流れでサービス提供ができていたなと感じました。
さて、大会で鍼灸のブースにお越しくださった方は、全く鍼灸を受けた事がない方から普段からよく受けられる方まで、さまざまでしたが、喉と鼻に貼付ける呼吸が楽になる鍼は、ランナーにとても好評だったようです。この鍼を受けられた主婦の方が、
「普段の練習の時と違い、とても呼吸が楽でした!」
と報告に来ていただく場面も見られ、とても嬉しく思いました。
鍼灸が市民の皆様に定着するよう、今後も活動してまいります。