大鍼会からのお知らせ
賠償責任保険の必要性について[2021/02/01]
賠償責任保険について大阪府鍼灸師会では、全員加入を目指す日本鍼灸師会の賠償責任保険制度に賛同し、師会毎一括契約となる東京海上日動火災保険(株)の賠償保険へ移行途上ですが、保険の必要性について改めてご説明いたします。
日本鍼灸師会の2020年度定時代議員総会資料によりますと、過去6 年間で142 件の医事紛争があり、3400万円余りの支払いがありました。 18年までは年間20件程度の支払い案件でしたが、19年よりほぼ倍増の39件となっている上、大阪でも1億円を超える訴訟案件が発生するなど、賠償金が高額になるケースが増えています。
賠償責任保険は、有害事象や過誤を起こしたときに使う患者さん用と考える先生が、多くおられますが、本来の賠償責任保険は先生方自身を守るためのものです。
会員の皆様のはりきゅう業が毎日安心して行えるように、当会には東京海上日動火災保険と主にB会員用に損保ジャパン損害保険の賠償責任保険があります。
必ず、賠償責任保険には加入してください。
共済担当 北川肇