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はり体験&健康相談

要穴カルタ大会 報告2019.11.29

要穴カルタ大会レポート

令和元年10月14日、森ノ宮医療大学にて、日本鍼灸師会主催の要穴カルタ大会が行われました。今年は7校の鍼灸専門学校、大学がエントリーし、52名の学生が参加しました。午前中は個人戦、午後は団体戦と、長時間に渡る熱戦が繰り広げられました。要穴は手足の五行穴60札から読み手が1枚ずつ選び、「足の少陰腎経、経金穴。」「復溜!」というように進めていきます。
今年の優勝校は個人戦、団体戦共に森ノ宮医療学園。学生のエントリー数も18名と、他校に比べ倍以上の人数で、圧倒的な強さを見せました。非常にチームワークも優秀で、空き時間にも学生同士で練習するなど、並々ならぬ気合いが伝わってきました。学校対抗ですが、試合を進めていくうちに他校の学生ともすっかり意気投合する場面もみられ、決勝戦では東洋医療が森ノ宮医療の学生を応援するなど、非常に良い雰囲気での盛り上がりでした。
私は昨年に続きスタッフとして2回目の参加で、審判を務めさせていただきました。昨年は学生のスピードについていけなかった反省を生かし、今年は事前に五行穴を復習して臨みましたが、やはり今年も準備万端の学生には敵いませんでした。経穴を言うだけでなく、同時にカルタを取る反射神経を鍛えるのには、やはり学生のカルタ部のように日々の練習の積み重ねなしでは実践できないようです。
さて、この度は医道の日本からも取材に来ていただきましたが、要穴カルタ大会を全国区に広めるべく、すでに来年再来年を見据えての目標があるようです。このような学生・有資格者を含めた鍼灸の大々的なイベントは非常に良い交流の場、また普及啓発になりますので、今後も是非増えていって欲しいと思います。
 <研修委員会 委員 (堺地域) 上田里実> 



要穴カルタ大会 優勝チーム感想

わぁー!!

と一枚一枚札を取る度に会場のボルテージがあがり、歓声があがる。

それとは反対に一枚一枚とればとるほど自分は静かになっていく。

『2019年度 要穴カルタ大会』団体決勝

一年の時から参加していた自分にとって3回目の最後の試合になった。

どの大会も白熱して楽しかった思い出があるが、今年はいままで感じなかったプレッシャーに似た緊張感が常にあった。この大会に向けて部長の下で今年こそは森ノ宮に優勝を!という目標があったからかもしれない。練習量を増やし、確実にみんなが強くなっていることも肌に感じるほどやってきたからこそ、勝ちたかった。その気持ちが自分の足を引っ張ったのかもしれない。個人戦の結果は2回戦敗退と惨敗した。がんばった結果がこれか?と自分をふがいなく思い、悔しくて、悔しくて会場から逃げ出したかった。その気持ちを抑えながら団体戦に挑んだ。個人戦の悔しさは一度頭の片隅におき、札を取ることに集中した。そうすると先ほどまであった手の震えがとまり、カルタが見えるようになった。そこからは楽しさの連続で気づけば決勝まで勝利をつかんでいた。決勝という空気が違う場所で先ほどまでの楽しさに上乗せするように興奮した。絶対に負けない気持ちをもって、試合に挑んだ。札の取り方は不器用で不恰好だったかもしれないが、札を取れた時は自分が好きになった。これからいろんな場面で壁にぶち当たった時、自分が好きになれるように全力で物事に取り組みワクワクできたらと思う。
 <森ノ宮医療学園専門学校3年 中島 弘貴 >