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スポーツ鍼灸ボランティア

2014大阪マラソンEXPO/2014第4回大阪マラソン2014.11.01


 
ランナーの熱気に勝るとも劣らない暑い日差しのもとで開催された「2014第4回大
阪マラソン」。私達の活動は、写真に収められないほどの多忙を極めました。
 スタッフとして初参加されたお二人と、学生ボランティアからお二人の感想を掲載
致します。学生さんの感想は、先に鍼灸師となった私達に初心を思い起こさせてくれ
る内容です。

《感想》
「2014第4回大阪マラソンボランティア」
                         城東・鶴見地域 楠 あゆみ
 10月26日に開催された大阪マラソンのボランティアに初めて参加させていただきま
した。当日は、10月終わりだというのに最高気温が26度というかなりの暑さで、室内
は寒いだろうなと思い、ポロシャツの下に長袖を着て、寒さ対策をしていったのに、
逆に暑くて結局汗びっしょりになりました。走らない私がこれだけ暑いのだからフル
マラソンを走るランナーは、かなり暑すぎる中のマラソンになるため、通常のマラソ
ン後の筋肉の疲労だけでなく “脱水症状”を想定してのケアとなりました。
 初めてなのでどういう感じで接したらいいのかなど不安もありましたが、ベテラン
の先生方にいろいろご指導いただき、実際にランナーの方に対応している姿や話を聞
くうちにすごく刺激され、不安はなくなりとても充実した時間を過ごすことができ時
間もあっという間でした。
 そして、来ていただいたランナーをケアするだけでなく、得本会長がおっしゃって
いた「大阪府鍼灸師会は“マナーの良い団体”だから」という言葉もとても心に残りま
した。
 年齢層も走力も幅広くいろんな方とふれあえる機会、そして限られた時間、スペー
ス、人数の中でいかにして来られた方に満足していただける対応するのかということ
は、本当に貴重な体験でとても勉強になりましたので是非来年も参加したいと思います。

「2014第4回大阪マラソン」
                           中央地域 廣橋 久美子
 10月26日、第4回大阪マラソンの朝は快晴。少し緊張感のある空気のインテックス
大阪で、今回初めてボランティアのケアスタッフとして参加させて頂きました。
 ケアサービスの内容は、パイオネックスゼロの貼付、ストレッチやテーピング、ア
イシングでした。
 大会当日、3時間ほどで走り終えケアブースにこられたランナーの方は、さすが余
裕の表情でしたが、終盤になるほど疲労の色濃いランナーが溢れ、長蛇の列!慌ただ
しい時間はあっという間に過ぎ1日が終わりました。
 私自身、もともとスポーツ系疾患を診る機会もボランティア経験も少なく不安なま
まその場に居たのですが、スポーツ系に長けた先生方の指導を受け、その施術姿を参
考にケアを行うことが出来ました。また学生ボランティアの方々の動きが素晴らしく、
施術にあたる先生方がスムーズにケアへ臨めるような強力なサポートが印象的でした。
 振り返ってみて、やはり普段していること以上の力は発揮できないものだなぁと反
省することも多い一日でしたが、一人で仕事をしている自身としては、チームでのこ
ういったボランティア活動や終了後の達成感など感じるのが久々で、とにかく楽しい
充実感のある1日となりました。
 また会でのこういった機会があれば是非参加したいと思います。

『出会いを大切にすること』 ~大阪マラソンを通じて~
               森ノ宮医療学園専門学校 鍼灸学科 午前コース2年
                                 伊東 美奈
 今回、私が治療側として心がけていたことは「出会いを大切にすること」です。私
はこのようなボランティア活動に参加するのは初めてで、右も左もわからない状態で
した。もちろん、半日で何百人を治療するという経験はなく最初はとても不安でした。
 実際に治療が始まりゴールしたばかりのランナーさんの様子をうかがうと、まだま
だ元気そうな人もいれば、足を引きずる人、疲れきってすぐに座り込んでいる人もい
たりとさまざまでした。しかし、その中でも共通点があり「お疲れ様でした」と声を
かけると「ありがとう」と必ず笑顔で返してくれて、そのランナーさん一人一人の笑
顔がとても印象的でした。私は直接治療することはできませんでしたが、ベッドサイ
ドについて治療を手伝っている時や、問診をしながらちょっとした会話をしている時
はとても楽しくて時間もあっという間に過ぎていきました。治療が終わると帰り際に
「楽になった」「気持ちよかった」といってもらえることで私自身が元気をもらい、
自然と笑みがこぼれました。その中で、問診をした男性に「来年もよろしく」と言っ
てもらえたことがなによりもうれしくて。その男性にとっては何気ない一言でも私に
とっては忘れられない一言でした。今回のこのボランティアでしか経験できない事や、
ランナーさん、学生ボランティアのみなさん、大阪府鍼灸師会の先生方といった人と
人との出会いは私にとってとてもプラスになることばかりでした。そして、その出会
いからさらにたくさんの感謝の言葉に出会えたことが一番の喜びであり、財産であり、
これからもいろんな出会いを大切にしていきたいと改めて感じさせられた一日でした。

〜大阪マラソンに学生ボランティアとして参加して〜
                明治東洋医学院専門学校 鍼灸学科午前コース1年
                                 今井 将司
 「なりたい治療家への大きな一歩になったと思う。」それが2014大阪マラソンEXPO、
2014第4回大阪マラソンに参加して実感した事でした。
 私は完走したランナーさんのケアを行なう大阪府鍼灸師会の皆さんのサポートをする
ために、ゴール地点近くのケアブースにいました。緊張感が張りつめる中、一人目のラ
ンナーさんがこちらのブースに向かって来た時、驚きを隠せませんでした。42.195キロ
の道のりを3時間足らずで完走したランナーさんが笑顔で足取り軽くこちらに向かって
きていました。そんなランナーさんを見るとこっちも笑顔になり緊張が軽くなり、「お
疲れ様でした!」と声をかけベッドに誘導した後は会員の先生がする施術のサポートを
しました。その後も続いてブースに来られるランナーさんの数は増え続け、気づけば待
ち時間は1時間を超えていました。受付ではランナーさんを出迎え、「お疲れ様でした。
水分をしっかりとってくださいね。」と声をかけながら問診票を渡したり、ベットサイ
ドでは先生達の施術を見て、このランナーさんはテーピングが必要かもしれない、準備
しておこう。どう動けば先生達がランナーさん達に最高の施術を提供出来るのか。必死
に考え、
学生の皆さんとアイコンタクトを取り合い、周りの状況を把握して動く事は決
して簡単なものではありませんでした。体力的にも疲労してくる中で、ランナーさん達
の「ありがとう!めっちゃ楽なったわ!」そして先生達の「ありがとう、助かったわ!」
その一言が何度も疲労を忘れさせてくれました。終わってみれば全身汗まみれ、髪の毛
にはテーピングの切りくずがくっついていました。
 そしてボランティアをしに行った私が、ランナーさんの感謝の言葉や先生達の優しさ
に救われた事に気づきました。感謝し感謝される事の喜びを体験し、多くの人と触れ合
い、大好きなスポーツ現場で先生達の施術を見れた事、同じ思いを抱く学生の皆さんと
一緒にサポートとして関われた事は私にとっての財産となりました。
 このボランティア活動は私に笑顔で患者さんに接する事の大切さ、そして「私も先生
方のような、人に感動を与えられる治療家になり、次は治療する側になっていたい。」
という大きな向上心を与えてくれました。自分がサポートする選手だけではなく、先生
方の施術を見て私が感動したように、周りの人にも感動を与えられるような治療家にな
りたいと思いました。学校では経験できない貴重な体験をさせていただき、本当にあり
がとうございました。

【参加スタッフ一覧(順不同、敬称略)】
●大阪マラソンEXPO:
 出原一生、橋本賢太、池邊巧三、石見哲也、富永礼子、三木完二、北川肇 永澤至子、
 南治成 他(26日スタッフ)

●2014第4回 大阪マラソン:
 岩英進、江口竜太郎、奥河清、表西政秀、楠あゆみ、高尾英樹、辻村和夫、寺嶋まり、
 廣橋久美子、牧岡さとみ、三宅なつえ、
若杉昌史、得本誠、奥本憲司、喜多伸治、堀口
 正剛、松岡武次、
松田永茜、松永健太郎、吉村春生、竹藤裕子

●準備担当:丹波徹二

●学生ボランティア(五十音順、学校名は簡略型)
 浅見友代(行岡医療)、網野知之(明治東洋)、伊藤美奈(森ノ宮医療)、今井将司(明治東洋)、
 柳 洋輔(明治東洋)、渡部 陽(森ノ宮医療)、有吉李華(行岡医療)
<学生リーダー>
 新垣  恵(行岡医療)、南渕 友美(森ノ宮医療大学)

みなさん、3日間お疲れさまでした。 そして、ありがとうございました。