スポーツ鍼灸ボランティア
報告スポーツ鍼灸ボランティア活動に参加してNEW

●第13回 大阪マラソン
令和7年2月24日(月・祝)
大阪城ホール
大会参加者 32000人
ブース利用者 110名
神戸東洋医療学院1年 森 五郎
今回初めて学生ボランティアとして、河内長野シティマラソンと大阪マラソンに参加しました。学生にとって、直接お客様に接することができる機会は貴重だと思ったからです。また、業としての鍼灸ではなく、ボランティアとしての鍼灸を実践されている先生方に関心を持ったことも応募するきっかけの一つでした。事前研修会を含め多くの学びがありましたが、今回は二つに絞ってお伝えできればと思います。
まず、「患者さんに興味を持ってもらい、笑顔で帰ってもらうこと」の一連を体験できたのではないかと考えています。大阪府鍼灸師会のビブスを着て、興味を持ってくれそうな方やケアブースの場所を探されている方にお声掛けをしていきました。いつもの練習とは違う靴を履いて走ったことで足底に痛みが出た方、前の週の京都マラソンも走って満身創痍の方、PBを16分も更新できたと興奮冷めやらぬ方など、本当にたくさんの方が足を止めて話を聞いてくださいました。実際にサービスを受けていただき、利用者の顔がほぐれたのを見るとホッとするような嬉しい気持ちになりました。

次に、海外からのランナーをはじめ、サポートを必要としている方が多くいるということに気づけたことです。海外からのランナーは予想以上に多く、特にアジア圏の方が多い印象でした。大阪府のデータによると2021年大会では約33000人の参加者のうち、海外からの参加者数は約5000人でした。国別では香港、台湾、タイ、中国、韓国が上位を占めています。今回の大会においても、英語では反応がなく、もし中国語で話しかけられたらと思う場面が多々ありました。また、河内長野と大阪どちらにおいても、問診表を「書く」こと等に対する特別なサポートが必要な方に関わることがありました。言語面のサポートに加え、特別なサポートが必要な方も障壁なく鍼灸を利用してもらえたらなと思っています。
大阪府鍼灸師会の先生方には学生への多大な配慮と学びの機会をいただき、本当にありがとうございました。学校でもこの経験を共有し、将来の進路に役立てたいと思います。

●第26回 高槻クロスカントリー大会
令和7年3月9日(日)
萩谷運動公園
ブース利用者 61名



●第68回河内長野シティマラソン
令和7年1月19日(日)
大会参加者 883人
ブース利用者 71名












